依頼から製品化までの流れ

化粧品OEM製造の流れ

OEMによる商品開発には、一般的に企画開始から約半年程度の期間がかかります。

まず、最初の三か月は商品企画を行い、処方やサンプル作成、デザインを中心に打ち合わせを行いながら、商品コンセプトや仕様を固めていきます。

処方、デザイン決定後、三か月を目安に製造工程へ移行します。

※スケジュールの前後がある場合もございますので、あくまでも目安としてご理解ください。

1.打合せ

お客様のご希望の配合成分や、ブランドコンセプト、ターゲットの年齢層などを丁寧にヒアリング。用途やご希望の価格帯をふまえて、最適な製品設計の方向性をご提案します。

主に以下の3つを決めていきます

商品イメージ

お客様が大切にしたいコンセプトや、配合したい成分について

  • エイジングケア
  • 天然成分配合
  • 美白
  • 保湿

使用感・テクスチャー

製品を使ったときの肌なじみや、仕上がりの印象など

  • 使用後すっきり
  • 保湿感たっぷり
  • とろみ
  • さらさら

処方

アズマカラーでは、お客様のコンセプトに基づき、成分の選定から配合バランスまで一から設計する完全オリジナル処方を提供しています。

製品の目的やターゲット層、使用感や仕上がりなどについてヒアリングを行い、処方をご提案いたします。

原料は多種多様に取り揃えており、幅広いご要望に対応可能です。

また試作を繰り返し行うことで、完成度の高い製品づくりを実現します。

※お客様自身でご用意された原料を使用した処方開発にも対応しております。

2.サンプル作成

お伺いした内容をもとに、サンプルを作成いたします。

使用感・香り・テクスチャなどを実際にご確認いただき、フィードバックに応じて再調整いたします。

お客様にご納得いただけるまで、何度でも丁寧に調整を行います。

無地の銀袋に入ったサンプルのジェルパックとフェイスマスク

3.製品仕様決定

お客様のご要望に沿って仕様を決めていきます。

化粧品の最終販売形態を決定し、そのために必要な仕様などを決定していきます。オリジナルフィルムパッケージの種類や、容器の仕様、化粧箱の有無、梱包用の段ボールの使用など最終的な梱包状態や製品の入数まで細かな打合せを行います。

オリジナル資材を作成する場合にはお時間がかかることがございます。パッケージもオリジナルで製造できますので細かいご要望にも対応できます。

お客様から資材の持ち込みをいただくことも可能です。

包材・資材の詳細については袋・化粧箱・容器についてをご覧ください。

4.製品化決定及び見積書の提出

製品仕様に基づき、お見積書を作成いたします。

その後、正式な製品名を決定し、弊社で薬機法に基づいた必要書類を整備いたします。書類の準備が整い次第、化粧品販売届を所轄の薬務課に申請いたします。

化粧品製造会社としての責任を果たし、お客様が安心して商品を販売できるよう、法令に準拠したチェックを徹底しております。

化粧箱や袋、ラベルシールなどの外装資材に関しても、法的に問題のない内容になるよう、責任をもって確認いたします。

薬事チェックを合わせて行い、万全の態勢でサポートいたします。

厚みのある書類が重ねてある様子

5.生産・製造

資材の準備が整い次第、ご注文いただいた製品は、化粧品GMP(適正製造基準)に準拠した厳格な管理体制のもと製造いたします。

受託いただいた製品のすべての工程を自社製造工場内で一貫して行っています。充填・梱包・納品まで安心安全な化粧品づくりを徹底しております。

不織布フェイスマスクの型抜きを機械で行う様子

 

6.納品

ご注文いただいた製品は検品を行い、お客様のもとへ大切にお届けいたします。納品後はぜひ感想やご意見をお聞かせください。いただいた声は今後の製品開発、サービス向上の大切な参考とさせていただきます。アズマカラーはお客様に心からご満足いただける製品づくりを目指してまいります。

商品を手渡している様子

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