機能性フィルム試作・製造

 

機能性フィルムの試作、製造を受託します。

アズマカラーでは、機能性フィルムの試作、製造を受託します。機能性フィルムの製造とは、お客様のお持ちの溶液をプラスティックフィルムに均一に塗工します。均一塗工というと聞きなれない方もいるかと思いますが、均一塗工とは溶液をフィルムの上にムラなくきれいに塗ることです。厚みをμ単位で設定し、高精度での加工を行い、高機能フィルムを作ります。

アズマカラーのコーティングマシン(コーター)はクリーンルーム内に設置されており、クリーン環境での作業を行っています。

機能性フィルムとは

機能性フィルムとはプラスチックフィルムに、機能性溶液を均一に塗工したものを指します。簡単に言うと、フィルムにある溶液を塗って、機能を持たせるということです。

機能性フィルム例えば

液晶の画面を構成しているシート

太陽光パネルの部材

養生用の保護シート

車のスモークガラス

粘着テープ

などです。

私たちの日常の、様々な場面で利用されているものです。

例えば、身近なテープを例に挙げてみましょう。

強粘着、弱粘着、貼ったらはがせる粘着など、粘着剤の種類は様々です。

粘着剤が塗ってある基材(フィルム)に注目してみましょう。

セロハン(セロハンテープ)、OPP(OPテープ)、コート紙(クラフトテープ)、アルミ(アルミテープ)など用途によって使い分けられています。

粘着剤とプラスチック基材の組み合わせだけでもすごい種類になります。

機能性フィルムはそんな無数の選択や組み合わせから、最適な組み合わせを一つ一つテストを行って探さなくてはいけません。

そのような高機能フィルムの組み合わせを見つけるテストを行うためには、大きな機械の生産機で作業するのでは、溶液だけでも 50㎏~100㎏という量を使用します。基材幅も狭いものでは加工ができないため、あまり効率の良い作業ではありません。

 

試作に最適なコーティングマシーン

塗工溶液の開発をしている方、出来上がった溶液を加工する所やテストを行うところをお探しではありませんか?

自社に設備はあるけれど、すでにラインができていて、細かなテストがなかなかできないなどのお悩みはありませんか?

アズマカラーでは日本で有数の精度を誇る、ヒラノテクシード社製の機械を導入し、小径グラビアキスリバース方式の薄膜塗工からコンマコーディング方式による厚膜塗工まで、幅広い厚みに対応しております。

基材の巾も300mm巾、2㎏程度の溶液にて作業をおこなうことができます。各種塗工方式も選択できるので、様々な溶液を加工できます。

製造設備紹介のところに詳しい説明がありますが、様々な加工を行うことができるテストコーターとなっています。

試作にかかる費用

試作塗工では作業量ではなく、時間当たりの単価となります。

テスト溶液を数種類持ち込んでもデータどり、機材を数種類使用してのサンプル取りなど、何回でも何種類でも時間内でしたらテストできます。高価な高機能溶液や、少量しか作れない試作溶液でも塗工することが可能です。

ぜひ精度の高いヒラノテクシード社製のコーディングマシン(コーター)で、高機能フィルムのテストをお試しください。

時間辺りの単価等は作業の内容によって変わってきます。ご質問等はお気軽にお問合せください。

担当より詳しくご説明させていただきます。